巨竜信仰の対象の一つ。
炎を司る巨大な竜であり、その圧倒的な力と威厳から「炎の王イバンカ」とも称される。
炎の巨竜は力と再生の象徴として崇拝されていおり、その存在は、炎の精霊や火山の神とも関連付けられている。
主に火山地帯や溶岩湖の周辺に生息し、その体から放たれる炎は周囲の温度を急激に上昇させるほどだ。
ほとんどの物理的攻撃を防ぐことができる非常に硬い鱗を纏っており、その鱗は赤く輝く炎のような光沢を見せる。
そして燃え上がる炎のような模様がある巨大な翼を持ち、飛行時には空中に炎の軌跡を描く。
主に鉱石や他の竜を捕食し、ときには他の動物を襲うことも。
己の縄張りに侵入する者に対して容赦なく攻撃を仕掛ける。その炎のブレスは一瞬で周囲を焼き尽くす力を持つため、賢い竜はまず炎の巨竜の生息地には近付かないだろう。
能力:
炎のブレス: 最も特徴的な能力であり、口から高温の火炎を吐き出す。地や鋼鉄をもすぐさま溶かし、その一帯を溶岩へと変えるほどの高温で、これにより広範囲にわたる破壊を引き起こす。
耐火性: 炎の巨竜はあらゆる炎や高温に対して完全な耐性を持ち、その体は溶岩の中でも無傷である。
十数年に一度、世代交代を繰り返しており子育てはノーベス大陸全域を周りながら行う。
これには大陸の飛び方を教えている説や、各地域の頭へのご挨拶説などがあるが詳細は不明だ。